2016年6月7日火曜日

日常風景(6月)

梅雨は梅雨でも晴れ間の多い梅雨だ。
そうこう言っているうちにもうすぐハーレー祭だから、梅雨もじきにあけるだろう。

それにしても温湿度とも高いので、窓にくっつけるタイプのエアコンを2基買って付けた。
こういうものがあるのか、と今回初めて知った。なかなか重宝している。モノの雰囲気としては、思いつき的な後付け工事感が否めないし、かなり重いので窓枠から落ちてこないかが心配ではある。音も案外大きい。けれど、これでうちのベッドマットをリビング(!)からいわゆる寝室へと移動できたので、奇妙な生活から一般的な生活へ修正が進んでいる気がする。
空冷装置というのは結局電気エネルギーを熱エネルギーにしてしまうので、熱風を外に排出しなければならないから、窓際にくっつけることになる。海辺に建てる原発とちょっとだけ似ている。

大量の本の一部を箱に入れて家内の事務所に移動したら、腰を傷めてしまった。
数日前に5、6回噛んでできた口内炎も、歯に当たり続けるので全然治らない。
そう言うと、「歳なんじゃないの?」とひとから言われてしまった。


行動と計画は、人を主体とし物を対象として進められる。
だから一連の活動を円滑に進めるために、物は常々整理整頓されなければならず、それは物品のみでなく情報にも計画にも行動についても執り行われなければならない。

僕はそういうことが得意というわけではないから、慣れないことで腰を痛めつつも理路整然を目指して頑張るわけだ。けれど整頓そのものは何かを生産するわけではないから、できるだけ手短にするべきであることが分かっている。
理想は、目の前に出されたコース料理をその都度平らげるように、あるいはマッカーサー元帥が毎日デスクの上に書類を残さずに帰宅したように、手元に来たものを全部その時やりこなしてしまい、整理してしまうことである。私のような者は、なかなかそういうふうにはできず、ついついおやつをつまみ食いし、そのぶん、食卓に出されたものは残したりしてしまう。
だから本来なら、庶民は粗食で暮らすのがいいのであろう。
(グローバル資本主義経済社会のなかでいつしか生活を肥え太らせながらも、個人意志だってどこか脳のどこかには残っているはずだ・・・)

 腹回りを気にしてなでる初夏の風




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